蓄膿症があり通院 逆流性胃腸炎 口の中も粘り苦く感じ コレステロールが高くの漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
岩手県 50才 女性
集団検診でコレステロールが高く、医師より処方薬の他、食事療法を勧められ、健康に赤信号が出ていると感じるこの頃です。
若い頃から蓄膿症があり通院していますが、最近、逆流性胃腸炎になり、口の中も粘り苦く感じ、何かお茶の様に飲む漢方が欲しいと思い、センブリなどで胃腸を良くしようと、漢方のお店に立ち寄った所、漢方の先生から食養生など改善法を教えて頂く事になりました。
漢方の先生から中医学(漢方)的には消化器が弱い「脾胃気虚(消化器が弱く栄養を吸収できない)」タイプとストレスから血行不良の「気滞血瘀(きたいけつお)」が有り、「逆流性の胃腸炎」や「しゃっくり」などの様に下から、こみ上げて来るような現象を「氣逆」と言い、漢方では気滞と言う、ストレスなどが関わっていますと教えてもらいました。
蓄膿の方は漢方では「鼻は肺に開竅する」とあり、鼻と肺の関係を説明して頂き、濁った鼻汁が多量に溜まる病気で、香りの強い漢方薬は体の上の方に作用して、鼻のつまりを改善すると教えられました。
胃腸の働きを整え、炎症を鎮める2つの漢方を提案して頂き、最初に逆流性胃炎が治まり、蓄膿の症状も改善してきました。
先生からは耳鼻科の検査は大切なので、受診しながら食養生としては甘い物の取り過ぎに、注意して下さいとアドバイスをしてくれました。
長年の蓄膿、体調不良、ストレスから気逆と言う症状など、体の五臓の巡りや消化器の機能不足で抵抗力が不足しているようです。
漢方には「扶正袪邪(ふせいきょじゃ)」という言葉があり抵抗力を高めて、病気を寄せ付けない意味があり、漢方の真髄です。
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